前回の山ポタはあまりに楽勝過ぎて拍子抜けだったが、これでいわゆる酷道439号を制覇したつもりなるのは大間違い。青垣峠は西側と東側とで全く異なる顔を持つ峠なのだ。峠の西側が勾配わずか2％と慈悲に溢れた顔を持つ一方で、東側は20％と超凶悪な顔をしている。この落差のすごさを知るにはもう体験してみるしかない、ということで前回と逆方向に走ってみた。なお、今回福知山側の峠は榎峠ではなく穴裏峠（実際はトンネル）を走ったがトラックが多くて閉口した。

結論として、さすがに勾配20％は伊達ではない。ひと踏みする度にGPS上の標高値が次々変わるのは初めての体験。どうにか峠にはたどり着いたものの、途中でゴーグルを落としてきたことに気づく。登りなおす気力もなく、もう替え時だったからいいかーと自分を無理矢理納得させて生野駅へ。

総走行：61km　総登坂：1002m