京都から始発電車に乗って紀伊御坊まで行き、そこから海岸沿いを北に行けるところまで行って最後は輪行で〆るというお気楽コース。御坊駅に着くと、まるでバスのような列車が止まっていた。これこそが国内最大の赤字線といわれる紀州鉄道。実際2.7キロ先にある終点の西御坊駅はまさにバラック。ぜひとも末永く保存、いや存続してもらいたいものである。

駅から海岸沿いに西へ。頑張って日の山に登ったものの、その先の道が見つからずに引き返した。阿尾、比井などの小さな漁村を経て由良の町。その少し北には大自然が作ったテーマパークである白崎。岩山の中はまるで別世界。再びいくつかの漁村を過ぎて湯浅町。高田を過ぎるとようやく海岸沿いの道がなくなり内陸に入った。ちょうど日も暮れたので、最寄りの初島駅からJRに乗り、今日の宿泊地である和歌山へと向かった。（翌日は徳島に渡り淡路島を北上する計画だったが雨で中止）

総走行：78.0km　総登坂：1063m