車で京都から日本海側へ抜けるには西側を走る国道162号と東側を走る国道367号のどちらかを使う。しかしその間にほとんど知られていない古い峠道が存在する。車はまず通らないので自転車で走るにはうってつけの道だ。しかし、標高600mを越える峠が3つもある上に距離も100kmを超えるなど、なかなかハード。４月も後半になると日もかなり長くなり、また積雪の心配もなくなったので、 ４年ぶりにこの道を前回とは逆方向（小浜 ⇒ 京都）に走ってみた。

敦賀に前泊し、始発列車に乗り上中で下車。小浜から名田庄村までは国道162を走るが日曜日ということもあり車はさほど多くはない。五波峠道は地図によっては書かれていなかったりするが、全線舗装のわりとしっかりした1.5車線道。峠まで5時間も費やしかなり焦る。3時間後に佐々里峠を通過。最後の花脊峠を6時に通過し、何とか明るいうちに京都に生還。

総走行：101km　総登坂：1861m